残していきたい…伝統工芸品

「房州うちわ」の勉強会に参加させてもらいました。
京都の「京うちわ」、香川の「丸亀うちわ」とともに、日本を代表する3大団扇のひとつが、千葉県南部(南房総・館山)で作られる「房州うちわ」です。
「京うちわ」は木の柄を差し込む、「丸亀うちわ」は平たく削った竹で作られるのに対し、「房州うちわ」は、細い女竹(めだけ)を柄とする点に特徴があり、平成15年に県で初めて、経済産業省から国の伝統的工芸品に指定されました。
女竹(めだけ)は、下から3分の1部分に節がくるように切りそろえ、節から上の部分は64等分に細かく割き団扇の骨とし、節の下はそのまま柄となる。
全体の工程は20以上あり、作り方は難しく、複雑です。
かつて夏の手軽な贈り物として重宝され昭和初期には年800万本も生産されていたが、戦後、扇風機やエアコンが普及し、現在は年100万本にも減少してしまいました。ですが、現在、絵や様々な布地を貼って、豪華に仕上げたものが作られていて、民芸風インテリアとして注目されています。

昔、房州の野山には女竹(めだけ)が多く自生していましたが、今では少なく、とても貴重で価値のある団扇です。
竹を割いて作られる為、しなりに強く、長持ちし、心地よい風が感じられます。
電気の力で涼しくなる昨今、皆様もたまには団扇の風を楽しむのも、良いかもしれません。

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